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知的資本経営とは

「知的資本経営 Intellectual Capital Management」とは、企業の根にあたる見えざる価値「知的資本」を発掘し、育て、高めることで 持続的成長を実現していく経営手法です。その企業ならではの強みである「知的資本」を活かすこと。これは、果樹が永続的な実りを得るためには、樹の根の状態を良好に保たねばならないのと同じことです。

知的資本の考え方

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「知的資本」とは、樹の根にあたる部分です。非常に重要でありながら認識されにくい"見えざる価値"です。
「知的資本」を明らかにし、強みを活かして磨きをかける。進むべき道を全関係者で共有し、実践する。そして、結果を社内外のステークホルダーに正しく開示することで、企業の活動に共感を得る。その繰り返しが、企業の持続的成長を導く。これが「知的資本経営」の考え方です。
この考え方は、1991年、北欧で奇跡の成功を果たしたひとつの経営モデルからはじまりました。現在、この経営手法は、国、政府、企業、大学、NPOなど多様なフィールドで活用され、多くの成功実績を残しています。
企業を単なる利益を生み出すものとは考えず、人財の集団と捉え、社会的な公器として位置付ける考え方は、日本では古くからなじみ深いものです。「知的資本」は古くて新しい考え方であり、欧州で経営手法として理論化され、練り上げられ、今、新たな経営の世界標準として確立されています。

経済産業省では、知的資産経営に関するポータルサイトを公開しています。

ICMGは、「知的資本経営の開示ガイドライン(2005年10月)」の策定に参画しています。

知的資本の構成

-「知的資本」とは、目に見えない組織の価値で構成されます。-

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※画像は指で拡大できます。

企業の価値とは、「財務資本」と「知的資本」の2つから形成されています。
「財務資本」とは、財務諸表で表される目に見える企業の価値。これに対して「知的資本」は、特許やITシステムなどの「組織資本」、意欲ある人材、ノウハウ、アイデアなどの「人的資本」、ブランド、ネットワーク、顧客との関係などの「関係資本」といった、目に見えない組織の価値で構成されます。
企業本来の価値を包括的に表したこの構造は、OECD(経済協力開発機構)でも認識され、世界基準のフレームワークとなっています。

知的資本経営モデル

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4つのフェーズで知的資本経営を実践することにより、 企業の持続的な成長を実現します。

  • 1. 見出す
  • 経営層、従業員をはじめ、顧客や取引先などの社内外関係者(ステークホルダー)との網羅的なインタビューや討議を通じて、企業や事業のもつ「知的資本」について360度診断を行います。そして、企業の強みとなる「知的資本」を見出します。
  • 2. 描く
  • 企業戦略・事業戦略(ビジョン)を成功に導くための成功要因を明確にし、自社の強みである「知的資本」を起点とした戦略ストーリーを描きます。
  • 3. 実践する
  • 策定した戦略(ビジョン)をもとに、現場担当者を巻き込みながら、実態に近く実行性の高い活動計画として練り上げ、計画通りに実践していきます。
  • 4. 伝える
  • 活動計画内のマイルストーン毎に実行結果を評価し、常により高い目標へ向かって軌道修正を行います。また、年度末などの適切なタイミングで、これまでの活動結果を振り返り、ステークホルダー(取引先、顧客、株主・投資家、従業員、地域社会など)に対する情報開示を行います。「知的資本」を活かした事業やその価値を伝えることが、組織の新たな価値創造へとつながるのです。
 
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